進化したS.M.N.流メロコアに、USパンク直系サウンドから 泣きメロチューンまで盛り込んだニューアルバム !
福岡発メロディック・パンクバンドS.M.N.の7thオリジナルアルバム。
今作は、S.M.N.らしさである” ハッピー&ファン全開スタイル”に加え、サウンド/歌詞ともに新しいS.M.N.を肉付けした作品となった。 まず、際立つのが90's L.Aの香り漂うUSパンク・ハードコア直系サウンド。30歳以上のUSパンクファンには懐かしく、 10~20代のキッズには新鮮に感じることだろう。さらに言えば、最近のパンク風J-POPを好きなリスナーにも是非とも聴いて欲しい楽曲だ。 そして、相変わらずハッピーマインド溢れる極上メロディック・パンク・チューンはもちろん、口ずさんでしまいそうなメロウな楽曲や、 歌詞に、思わず涙してしまうであろう泣きメロ曲まで収録されており、メロコア/パンクシーンから、ロック/オルタネイティヴの ファンまでも十二分に満足してもらえる内容になっている。 歌詞からは「迷い」「不安」といった今までの彼らには無かったネガティブな表情も見え隠れする。 そんなところになぜかグッときてしまうのは、きっと”オトナになりかけている自分”を重ねたり”オトナになる前”を思い出させてくれるから だろう。それでも、やっぱり”ハッピー&ファン全開”がど真ん中にあるからS.N.N.はカッコいい。 アーティストとしても、人間としても、レンジが広くなった彼らの7thアルバムタイトルは「BAD HOP(バッド・ホップ)」。 これはイレギュラーバウンドという意味だが、そのタイトル通り、幅広いリスナーの心を捉える作品になりそうだ。